四季と気候

茅野市は1年を通して降水量が少なく湿度の低い爽やかな気候です。夏でもエアコンをあまり使わずに、涼しく快適に過ごすことができます。

一方で、冬は凍みわたる寒さで、1月の平均最低気温は-9.1℃にもなります。高い晴天率で雪は少なめ、空気が澄んでいて遠くの八ヶ岳がきれいに見えます。これら冬の気象条件を利用した天然角寒天づくりは、長野県を代表する地場産業であり、冬の風物詩となっています。

市街地から車を少し走らせれば、雄大で、季節とともに彩りの変わる大自然が広がります。

春

標高差があるため、まちなか〜⾥⼭〜蓼科高原エリアと徐々に桜が咲き始め、1ヵ月ほどお花見を楽しめます。
昼間は太陽がでていると暖かい一方で、朝晩は少し肌寒くなるため、上着があると安心です。

標高1200mの蓼科高原にある聖光寺の桜
茅野市の四季
高原から湧き出す清流を活用し、稲作が行われます。
夏

真夏の最高気温が30℃以上になることもありますが、湿度が低いため過ごしやすいです。また、標高が高くなるとさらに涼しくなり、避暑地としてにぎわいます。夜も涼しく、エアコンいらずに快眠できるのがうれしいです。一方で昼間の紫外線量が多いため、UV対策はしっかりと。

茅野市の四季
標高1250mの高原湖「蓼科湖」。
茅野市の四季
北八ヶ岳ロープウェイで日本三大アルプスの絶景と坪庭散策が楽しめます。
秋

春とは逆に、紅葉の見どころが高原エリアからまちなかへと下りてきます。残暑になることは少なく、八ヶ岳が白い衣をまとい始める10月頃からは、だんだんと寒くなるためしっかりとした上着が必要です。スタットレスタイヤは11月上旬には装着することをお勧めします。

標高1250mの高原湖「蓼科湖」。紅葉が湖面に映し出されます。
日中の寒暖差が大きい気候により、美しく鮮やかな紅葉が満喫できます。
冬

11月以降は最低気温が連日マイナスになるため、道路の凍結には注意が必要です。一方で積雪は3〜4回程度で、湿度も低くいためパウダー状の雪が降ります。しっかりとした防寒と、足元が滑らないようにスノーブーツがあると安心です。

とても寒い一方で、意外と雪が降らない茅野市
よく晴れた寒い日、畑に並べられた「寒天畑」は茅野市の冬の風物詩。

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Chino×BIRD’S EYE / ビーナネットChino