イベント

2026.10.4

\地域おこし協力隊募集/子どもたちの「やってみたい」に、「うん、やろう!」と一緒に動ける人へ。

中高生がつくってきた「自分たちの居場所」を、次の世代へ。

長野県茅野市の駅前にある、中高生のための居場所「CHUKO(ちゅうこう)らんどチノチノ」。ここで子どもたちと一緒に過ごし、子どもたちの「やってみたい」に寄り添う地域おこし協力隊を1名募集します。

子どもと関わってきた経験や、特別な資格は必ずしも必要ではありません。誰かの「やってみたい」を一緒におもしろがれる人、自分のやりたいことにも夢中になってきた人。そんな方に、まず知ってほしい募集です。

CHUKOらんどチノチノという場所

25年前、中高生の声から始まった

茅野市の駅前施設・ベルビア2階にある「CHUKOらんどチノチノ(通称:チノチノ)」は、中学生・高校生とその年代の子どもたちのための活動・交流拠点です。平成14年4月のオープン以来、設計段階から中学生18名・高校生9名の計27名が「こども建設委員会」として会議を重ね、施設の機能や部屋の配置まで自分たちの手で決めてきました。大人がつくった場所を子どもに与えるのではなく、子どもたち自身が場所をつくる。その原点は25年経った今も、子どもたち主体の運営委員会に受け継がれています。令和9年度には、開設から25周年を迎えます。

市直営型の施設であることも特徴のひとつ。1日平均約30名、年間約9,500〜10,000名の中高生が利用し、電車待ちや保護者の迎え待ちなど、日常の動線の中でふらりと立ち寄れる場所として地域に根づいてきました。

チノチノが目指すのは、子どもたちにとっての「夢や希望を叶える居場所」と「安心してのんびり過ごせる居場所」の両立です。後者は充実している一方、外部とのつながりや、子どもたち自身の“やってみたい”を形にする自己実現の支援は、これから力を入れていきたい部分。イベントの集客がもう一歩だったり、子どもたちのやりたいことがなかなか外に開いていかなかったり——外からは見えづらい“あと少し”を、現場の職員たちは感じています。

市の職員は人事異動もあるなかで、子どもたちとじっくり腰を据えて関わり続けられる存在が、もう一人いてくれたら。そんな思いから、この「夢や希望を叶える居場所」としての機能を一緒に育てていくパートナーを、地域おこし協力隊として募集することになりました。

子どもたちは、やりたいことを自分から提案することは少なくても、内発的な気持ちは確かに持っています。まだ言葉にならないその気持ちをそっと後押しし、外部のリソース・人・機会とつなげていく。子どもの小さなつぶやきを拾い、それを地域の大人に「翻訳」して伝えていく——そんな橋渡しの役割です。

チノチノでは、子どもの自主性と主体性を尊重するため、大人からの提案や企画は最低限にしています。関わり方の基本は「指示・誘導」ではなく「見守り」。子どもの意見はまず基本的にすべて受け入れることが出発点で、失敗も学びのひとつと捉えます。一方、怪我・事故・金銭やSNSのトラブルなど、取り返しのつかないことだけは、はっきりと線を引いて職員と共有します。活動は職員との連携が前提で、一人で抱え込む必要はありません。

必要なのは、答えではなく、問いで引き出せる、子どもたちの伴走者

社会人として一定の経験があり、子どもたちと近い目線で関係を築ける方をイメージしています。「スクールカウンセラー」「子どもたちのマネージャー」「フリースクールの先生」のように、身近な伴走者として、子どもたちの挑戦や成長を一緒に喜び、ともに歩んでいくような立ち位置です。

大切にしてほしいバランス
提案 < 傾聴・寄り添い
運営 < 見守り・サポート・マネジメント

いちばん大切なのは、はじめから完璧である必要はない、ということです。子どもとの距離感や関わり方のバランスは、活動しながら職員と一緒に少しずつ身につけていくもの。「受け入れる姿勢」と「学ぶ意欲」があれば大丈夫です。かつてチノチノを利用していた卒業生の方など、この場の空気を体感として知っている方は特に力を発揮しやすいはず。もちろん、外から新しい風を持ち込んでくれる方も歓迎します。

【これは必須】
・子どもの意見を頭ごなしに否定せず、まずは受け止められる方
・人として子どもと向き合い、違う考え方やギャップも受け入れる寛容さを持つ方
・子どもたちの感情や言動に振り回されない安定感のある方
・子どもたちのつぶやきや失敗を待ち、見守る忍耐力のある方
・「答え」を教えるのではなく、質問を通じて子どもの考えを引き出せる方
・好奇心と学び続ける姿勢のある方

【あると嬉しい(歓迎・必須ではありません)】
・PBL(課題解決型学習)
・マイプロジェクトなど、子どもの探究や挑戦に伴走した経験
・自ら事業や企画を立ち上げた経験
・自分も夢中になる趣味や分野がある
・世間の常識に縛られすぎない自由な発想
・子どもと関わる仕事やボランティアなどの経験
・人・団体・機会・場所をつなぐアイディア
・デザイン、写真、動画撮影などの経験

【こういう方はミスマッチかも…】
・自分の中にある正解や企画を、子どもたちに教えたい、やらせたい方
・思いが強すぎて、自分のやり方を押し通してしまう方
・すぐに結果や成果を感じたい方 ・公私のラインが引けない方

募集要項

就業場所CHUKOらんどチノチノ(茅野市ちの3502-1 ベルビア2階)
業務内容・子どもたちの活動の伴走支援・応援(マネージャー、サポーターのような存在)
・子どもたちが企画するイベントやワークショップの実施サポート(音楽・キャリア・地域活動体験など)
・子どもたちの地域参画促進(ボランティア・まちづくり活動など)
・来館者対応、相談対応、交流支援
・地域に出て人やリソースとつながる「アウトリーチ」活動
【付随業務】
・施設の運営、維持管理、安全確保
・利用者からの相談記録
・施設や活動の広報
※子どもと1対1で接する状況は避け、1対多数での活動が原則。職員との連携・協働体制のもとで活動します。
必要経験やスキル・子どもの意見を頭ごなしに否定せず、まずは受け止められる方
・人として子どもと向き合い、違う考え方やギャップも受け入れる寛容さを持つ方
・子どもたちの感情や言動に振り回されない安定感のある方
・子どもたちのつぶやきや失敗を待ち、見守る忍耐力のある方
・「答え」を教えるのではなく、質問を通じて子どもの考えを引き出せる方
・好奇心と学び続ける姿勢のある方
・普通自動車運転免許(AT限定含む)
・Word・Excel・PowerPoint等の基本操作、インターネット
・SNSを活用できる方 ・申込時点で20歳以上の方
・地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない方
・特定性犯罪事実に該当しない方(児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律に基づく)
あれば歓迎する経験やスキル・PBL(課題解決型学習)
・マイプロジェクトなど、子どもの探究や挑戦に伴走した経験
・自ら事業や企画を立ち上げた経験
・自分も夢中になる趣味や分野がある
・世間の常識に縛られすぎない自由な発想
・子どもと関わる仕事やボランティアなどの経験
・人・団体・機会・場所をつなぐアイディア
・デザイン、写真、動画撮影などの経験
・かつてチノチノを利用していた経験、茅野にゆかりのある方
※子どもと関わってきた経験や特別な資格は必須ではありません。
給与月額214,606円/年間310万円程度(国の人事院勧告により変動あり。年1回昇給あり)
諸手当:通勤費相当額、期末勤勉手当(条例・規則による)
社会保険:健康保険・厚生年金・雇用保険 適用
雇用形態:第1号会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号)
雇用形態・勤務時間雇用形態:第1号会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号)
勤務時間:7時間/日・週5日(シフト制のため時間は日による。平日11:00〜19:00、土日祝10:00〜19:00が目安)
休暇:年次有給休暇・療養休暇・特別休暇(条例による)。休日勤務の場合は代替休暇対応
活動期間:採用日(令和9年2月1日着任目標)から最長3年間(年度ごとに更新確認、2年目以降の継続は予算状況による)
その他募集人数:1名
採用予定日:令和9年2月1日予定
住居:市営住宅を提供(家賃36,000〜40,000円/月は茅野市負担)。活動中に地域の空き家へ転居することも可能
兼業・副業:協力隊活動に支障のない範囲で可(要報告)

【選考の流れ】
①エントリー(書類)(締切:令和8年10月31日)
②書類選考
③オンライン面談
④おためし協力隊(令和8年11月29日〜12月1日・2泊3日)
⑤最終面接(※お試し協力隊3日目に最終面接を行います。)
⑥結果通知

【提出書類】
応募時:応募用紙
最終面接時:住民票、免許証の写し

「気になるけど応募するほどじゃないかも…」という段階でも、個別相談から始められます!
募集申込こちらからご覧ください
※説明会はZoom録画のオンデマンド配信を予定しています。想定される質問への回答もあわせて掲載しますので、都合の良いタイミングでご覧ください。
募集者・主催者長野県茅野市(茅野市役所 教育委員会事務局 こども部 こども課)
募集者・主催者の住所〒391-8501 長野県茅野市塚原二丁目6番1号
募集者・主催者の連絡先TEL:0266-72-2101(内線612)
E-mail:kodomoka@city.chino.lg.jp

活動の流れ

一日の仕事のイメージ

時間平日(11:00〜19:00勤務)土日・祝日(10:00〜19:00シフト)
午前11:00〜 職員間の情報共有、事務作業、開館準備/12:00〜 昼休憩10:00〜 開館
日中13:00〜 開館。子どもたちへの声かけ、一緒に遊ぶ・話す、バンドスタジオ等の予約者対応子どもたちへの声かけ・交流をしながら、情報共有や事務作業も進める
夕方18:50〜 閉館準備(翌日が土日祝の場合は開館準備も)/19:00 閉館18:50〜 閉館準備/19:00 閉館

3年間のイメージ

 1年目
中を知る
2年目
外を知る
3年目
中と外をつなげる
ねらい子どもたち・地域・関係者と、信頼関係やネットワークをつくるチノチノとつながり得るリソース(資源)を発掘し、取り入れる子どもの声を社会に届け、チノチノと地域・社会をつなぐ
主な動き日常業務を通じて子どもたちの顔を覚え、覚えてもらう/こども運営委員会の定例会(週1回)に出席/25周年記念事業を子どもたち・関係者と一緒に決めるチノチノの外に出て、地域や社会とつながるリソースを見つける/子どもたちのやりたいことと、リソースがつながる可能性を考える子どもの日常のつぶやきを拾い、引き出し、形にする/チノチノの外へ、子どもたちの活動を広げていく

採用後、1ヶ月でやること

  • 設立背景、運営理念、基本的な事務作業、利用ルールを覚える
  • 受付・声かけ・一緒に遊ぶ/話すなどの日常業務を通して、子どもたちの顔を覚えながら、自分の顔を覚えてもらう
  • こども運営委員会の定例会(週1回)に出席し、運営委員との関係を深める
  • 施設内の機材の基本的な使い方を覚える

3年間で築く子どもたちとの関係や外部とのつながりは、チノチノが次の世代へと続いていくための土台になっていきます。任期後は、茅野市への定住、関連団体への就職など、3年間の経験を活かした次のキャリアを一緒に考えていきます。

3年間を通じて経験できること

【人・組織とのつながり】
・子どもたちどの斜めの関係性
・行政職員とのつながり
・8Peaks livingやヤツガタケマート、ワークラボ八ヶ岳など、周辺施設や関わる人とのつながり

【スキルアップ】
・コミュニケーション力-「話す」「聞く」だけでなく、ニーズをくみ取る力
・問題解決力-課題を見極めて柔軟に対応する力
・コーディネート力-人やこと、地域をつなぎ、相乗効果を生み出す力
・関係構築力-立場や年齢、背景が違う人との信頼関係を築く力

【その他、得られること】
・子どもの変化と成長をリアルに見届けられる
・福祉の相談窓口などではなく、普段の関りがいざという時のセーフティネットとなる実感

未来のあなたへ

子どもたちの「やりたい」は、大きな声にならないことのほうが多いものです。その小さな気配に気づき、そっと外の世界とつなげる——そんな役割に興味がある方を待っています。

特別な資格や、子どもと関わってきた経験がなくても構いません。大事なのは、人の話をじっくり聞けること、そして自分の「正解」を押し付けずにいられることです。

25周年という節目に立ち会いながら、この先の10年をともに描いてくれる方を、心よりお待ちしています。