昨年暮れ、12月というのに寒さ厳しく、雪に覆われてしましました。(例年だと本格的な雪は、年明けまで降らないのですが・・)
ご存知のように八ヶ岳周辺、茅野市は縄文時代の集落跡が多く残り、国宝の土偶も2体発見されています。今回は、茅野市、米沢にある駒形遺跡で現地調査説明 会がありました。駒形遺跡は、6500年前~3500年前の時代、特に5000年~4000年前を中心に、少しずつ場所を変えながら広範囲で集落が営ま れ、長く人が生活していたようです。まだ、部分的な調査ですが101件の住居跡や黒曜石が発見されています。特に黒曜石は、その原石や製作工程を示すよう な剥辺を含め、55925点見つかっています。「縄文中期を中心に 大規模な拠点集落で黒曜石の集積、製作、搬出にかかわっていた集落跡と推定される」と して平成10年に国史跡に指定されています。
八ヶ岳を望むこの場所に立って、古代人への想像を膨らませてはいかがでしょうか。