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2019.04.26

御射鹿池(みしゃかいけ)と水の郷をめぐる日帰りバスツアー

標高1500mの山中にあり、静かな水面が四季折々の風景を鏡のように映す御射鹿池(みしゃかいけ)。
日本を代表する画家、東山魁夷画伯の作品《緑響く》のモチーフとなったことでも知られています。
その美しさは「一度は見てみたい絶景」ともいわれ、近年、訪れる方が後を絶ちません。

そんな御射鹿池には、秘密があります。
この美しい風景は「天然の池」ではなく、人の手でつくられたものなのです。
農業に使うための水を一度溜めて、お日様に当てて温めるための「農業用温水ため池」。
冷たすぎる八ヶ岳の水をお米作りに利用するための、人々の知恵の結晶です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真提供:(一社)ちの観光まちづくり推進機構

そんな大人気の絶景スポットの知られざる秘密がわかる特別な旅を、楽園信州ちのの会員でもある一般社団法人ちの観光まちづくり推進機構が企画しました。

 茅野駅前のちの旅案内所に集合し、バスでスポットを巡ります。築110年の古民家を改装してつくったカフェ「指北庵(しほくあん)」で地元の食材を使った昼食をいただいた後、いよいよ御射鹿池へ。御射鹿池の水を農業に利用している笹原地区にお住まいのガイドさんのご案内で、御射鹿池の秘密をじっくりうかがいます。その後、バスで笹原地区の集落へ。ここでもガイド付のまちあるきを堪能して茅野駅にて解散。約4時間の行程に、美しい景観と八ヶ岳の麓で生きる人々の秘密が詰まった、贅沢な旅です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指北庵での食事。素朴な地元料理に癒される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笹原の田園風景。

 

御射鹿池の恵みで生きる「水の郷」笹原の魅力を知るまちあるき。

景観の美しさを眺めるだけでなく、より深く御射鹿池の魅力を知り、茅野に生きる人々が重ねてきた暮らしの知恵にふれることができる。
 地元発信だからこそできる充実のツアーです。ぜひご参加ください!

 詳細は「ちの旅(一般社団法人ちの観光まちづくり推進機構)」ホームページをご覧ください。

※御射鹿池は上記のとおり地元の方々の農業を支える大切なため池です。柵の内側に入ることは安全面からもご遠慮いただいていますので、遊歩道からご鑑賞ください。また、写真撮影の際には譲り合っていただきますようご協力をお願いします。